医師の中の医師 2008-06-09
ここまで自分が感じていることを掘り下げて、
率直に語れる医師は数少ないだろう。
自分の医療に対する信念を実現しようとしている50歳にもなろうかという医師。
ひとりの医療者として、ひとりの人間として、
純粋に共感できました。
モンスターペイシェント増殖中のわが日本の医療現場ですが、
こういう医師に出会えたならば、患者や家族は幸せだと思います。
佐藤医師が構想するナラティブ・ホーム構想をぜひともお手伝いさせていただきたいと思いました。
団塊の世代、そして現在介護中の方にぜひとも読んでいただきたい本です。
死に医療はどうかかわるか・・・ 2008-05-10
医療と医学の間にある言葉にできない、しかし明確に漂っている違和感。
死という誰も避けることができない人生の終焉をどう迎えるか・・・
そんなことを悩みぬいて著者が出したこと答えが「ナラティブホーム」構想。
近い将来、それが富山県の片田舎の町で具体的に動き出すそうです。
死に医療はどう関わっていくか・・・。
患者の葬式に出席する医師である著書の姿が、1つの答えなのかも知れません。
医療崩壊が叫ばれる世知辛い世の中で、生と死の尊さを考えされられる良書です。
著書の思想が普遍的なものとして広がり、「家庭のような病院」が日本中に作られれば
人はもっと幸せに老い、死んでいけるのかも知れません。
日本の医療の進むべき道の1つを示されたような感じました。
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2010/8/10に作成しました。
[PR]アマゾン
PR