身内の介護を知って思うこと… 2002-03-01
90歳になる、痴呆の祖母がおります。今は施設で、日々穏やかに過ごして
いますが、我が家にも戦いの時期がありました。米山先生のこの本を読ん
だ時、医師の家庭という恵まれた環境にあっても、介護という現実は厳し
いのだという事がわかりました。
頭が良くてプライドが高い米山先生のお母さまと、気が強かった祖母の姿
がダブりました。表紙の絵に先生のご両親の夫婦の絆を思い、飾らない文
章にお母さまへの深い愛情を感じます。
介護という現実に直面して日が浅い皆さんに読んでいただきたい本です。
読んだ翌日、祖母のもとを訪ね、穏やかな時間を過ごして来ました。今は
何もわからず可愛くなってしまった姿を見て、思わず手を握りました。柔
らかく温かい感触に、少し瞳が濡れました!!。この本を読んで、触れ合える
限られた時間の大切さを知りました。
さらに詳しい情報はコチラ≫
この記事は2010/8/10に作成しました。
[PR]アマゾン
PR