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2024/12/04 17:32 |
お母ちゃんが起きられなくなった―パーキンソン病との七年間の闘い 東京仙台遠距離介護記 (小学館文庫) |石川 牧子
お母ちゃんが起きられなくなった―パーキンソン病との七年間の闘い 東京仙台遠距離介護記 (小学館文庫)お母ちゃんが起きられなくなった―パーキンソン病との七年間の闘い 東京仙台遠距離介護記 (小学館文庫)
石川 牧子
小学館 刊
発売日 2003-10
価格:¥560(税込)
オススメ度:★★★★




これからの大きな課題 2006-02-20
石川さんの体験談は、これからのこの国の大きな課題だと思いました。

仕事を続けながら、でも介護もしなくてはならない。新幹線が発達し、帰って帰れない距離

ではない。けれども、仕事を手放すわけにはいかない。

また、実際の介護の現場の細かい話し。苦しむ家族。本当に、記録にとどめておかなければ、

この国の福祉は進まない。石川さん、ご苦労様!

遠距離介護の大変さ 2005-04-25
元日本テレビアナウンサーの石川牧子さんのお母さんがパーキンソン病になり、週末に仙台の実家に帰って介護し続けた記録。
介護保険制度前であったこともあり、何度も仕事を辞めて介護に専念しようかと悩まされる日々が続く。ストレスで自身が膵炎、肋膜炎になってダウンするなど、仕事をしながらの遠距離介護の大変さを痛感させられた。
あれだけお母さんに尽くしながら、最期の死に目に会えなかったという現実の無情・・・。文庫版ではその後のお父さんの介護のことにもふれている。
あとがきで牧子さんは「介護する側が大切なことは、何よりも普通の時間を持つことである。映画を見たり、コンサートに出かけたり、ときには外で美味しいものを食べたり、ショッピングしたり、散歩したり。これまでの日常と同じ時間を過ごすことである」と述べている。
介護のみならず仕事にも全力でぶつかった牧子さんだからこそ、説得力がある。完璧にやろうとのめりこみ過ぎるとかえって疲れて続かない。長丁場であるとどこかで開き直ってしまう度胸も必要。
読後の爽快感はないが、読みやすく、介護の現実を知る好著であると思います。


さらに詳しい情報はコチラ≫


この記事は2010/8/10に作成しました。
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2010/08/10 20:00 |

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